野村育成園ブログ
障害者支援施設野村育成園
夜市の記憶、世代を超えて
2025-07-16
午前中は曇っていたり、雨がぱらついたり、ちょっと天候に不安があったのですが
いざ、夜市の時間になったら見事な晴天。夕陽のまぶしいこと。
これって、日頃の行いがいいのかしら? そう思わざるを得ない晴れっぷりでした。
そんな夕方、利用者さんと一緒に夜市へ出かけました。
色とりどりの提灯が並び、香ばしい屋台の匂いが漂う中、利用者さんの笑顔を見ていると、私自身も心が浮き立つようでした。
賑やかなざわめきの中、ふと耳にした少年たちの会話に、はっとさせられました。
「今日、何円持ってきた?」
その瞬間、私の脳裏に浮かんだのは、小銭を握りしめ、目を輝かせながら夜店を回った、自分の子ども時代の記憶です。
友人たちと「お小遣いいくら持ってきた?」と、競うように見せ合い、手持ちのお金で何ができるか真剣に悩んだり、ちょっとしたお菓子を買えただけで大満足だったり。あの頃の私たちは、ささやかながらも、そんな小さな「やりくり」の中で最高の楽しみを見つけていたのです。
私はうれしくなりました。あの頃と全く同じ会話が、今の少年たちの口から飛び出していることに。スマートフォンの画面越しではなく、この五感で感じる夜市の熱気の中で、子どもたちは今も昔も変わらず、ワクワクする気持ちを共有している、と。
利用者さんが童心に帰って楽しまれている様子を見て、私は改めてそう感じました。
世代を超えて誰もが童心に帰れる夏の夜市。来年もまた、利用者さんと一緒に訪れたいと思います。







